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© 2023 Alao Yokogi

Current Exhibition

横木安良夫 写真展
『 追い越すことのできない時間 Catch it if you can 』  

2023年5月30日(火) ~ 2023年6月11日(日) ※12:00-19:00(日曜17:00迄) 月曜休廊 

1970年代から広告、ファッション、エディトリアル、ドキュメンタリーと幅広い分野で活躍し、スナップの名手としても知られている横木安良夫。様々な媒体やギャラリーで作品発表を行ってきた横木氏ですが、近年の展示はジャンルやテーマ性に捉われず、写真の持つ意味や可能性を問い続け、より自由な思考と発想で構成されているのが特徴と言えます。


今展でも、ジャンルやテーマ性を持たず、横木氏が学生時代に撮影したモノクロ写真、1980〜2000年代のファッション写真、海外スナップ、そして近年撮影された日本のスナップをミックスし、タイトルにある「追い越すことのできない時間」をキーワードに構成しています。誰もが毎日写真を撮る時代。観る人それぞれが、写真とは何かを改めて考える機会になるでしょう。

 

作家ッセージ

アインシュタインは「時間の存在」を否定しました。それでも私たちは日常生活で時計やカレンダーを使い、時間に振り回されています。写真はシャッターを切ることで「時空」を凝固させ、過去、現在、未来を繋ぐ役目を持っています。 今回「追い越すことのできない時間」という言葉に共鳴する写真をセレクトしてみました。 それらの写真が何を語りかけるか感じてほしい。

Einstein denied the existence of time, yet we are still at the mercy of clocks and calendars in our daily lives. Photographs freeze the "spacetime" and play an important role in connecting the past, present, and future. In this exhibition, we have selected photos that resonate with the phrase "time that cannot be overtaken." Among them are moments where "spacetime" once intersected, and we invite you to imagine the insights and pleasures that come with them. We hope you will feel what these photos have to say.

横木安良夫 よこぎあらお

1949年 千葉県市川市生まれ。
1971年 日本大学芸術学部写真学科を卒業。
写真家のアシスタントを経て、フリーランスの写真家として、広告、エディトリアル、ファッション、
ドキュメンタリーなど多様な分野で活動。
1994年 初めてベトナムを訪れ、以後20回以上取材を行い、この頃から文筆も始める。
2009年 テレビ朝日とキヤノンが提供する番組「世界の街道をゆく」のムービーとスチールを担当。
2015年 Amazon Kindle向けに電子写真集「CRP FOTO」の制作プロデュースを始める。

https://note.com/alao_yokogi

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© 2023 Atom Ginjo                                      

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銀城アトム 写真展
『 窓映 』  

2023年620日(火) ~ 2023年7月2日(日) ※12:00-19:00(日曜17:00迄) 月曜休廊 

俳優業の後1980年から写真を始め、1985年に作品制作を目的として14年間パリに在住した銀城アトム。1999年に帰国しましたが、その後病に倒れ2005年惜しまれながらこの世を去りました。

 

フランスに渡った当初は、盛んに街に繰り出しパリの人々を撮り続けていたそうです。しかし、人物を被写体にすることで度々トラブルに遭遇します。相手がにっこりと笑うので、気持ちよくシャッターを切ると金銭を要求される、カメラを壊されたり、警察に一晩厄介になったこともあったと言います。そのような体験によるものか、心境の変化によるものなのか、銀城の作品テーマは風景へと変わっていきました。その内のひとつである『窓映』は、パリ市内やパリ近郊の窓からの風景を撮影した作品となります。

 

窓の向こうに見える街並みはパリの人々の息づかいが、ベランダから室内を写した写真からは家主の生活が静かに感じ取れます。どのプリントからも人の気配や温もりが伝わってくるのは、ストリートスナップで撮る人物との距離感は違えど、人への愛着を捨てきれない銀城氏の素朴な人間味が見え隠れしています。そして、窓ガラスに反射した建物や樹木の歪んだイメージが重なり合う光景は、写真の中で新しい世界に出会う喜びを求め続ける銀城氏の執念や好奇心も同時に映り込んでいるようです。

銀城氏は生前、プリント作品を整理し妻の康子さんに託しました。『窓映』のプリント作品は計55点存在します。そのうち約20点を展示・販売いたします。

 

「銀城はプリントの鬼だった」と康子さんは語ります。美しい銀塩プリントを是非ご覧ください。

銀城アトム ぎんじょうあとむ

本名 銀城敏彦。1951年3月31日樺太生まれ。俳優業の後1980年より写真を始める。雑誌を主体にフリーカメラマンとして活動。1985年よりフランスに在住し作品制作に打ち込み1999年10月に帰国。2005年4月6日死去。享年54歳。

個展

1982年10月 『ヨーロッパの恋人たち』 松屋デパート浅草

1988年10月 『パリっこ』 松屋デパート浅草

1989年11月 『深影過 Ombres lintaines』 M.J.C. Daniel Sorano de Vincennes

2004年 4月 『遠行希』 アイデムフォトギャラリー シリウス

2007年 7月 『窓映・パリの夜』 ギ ャラリーリコーイメージングスクエア銀座

グループ展

1885年 7月 『子供達』7月の会 新宿オリンパスギャラリー

1988年 4月~1989年3月 Au Duc Des Lombards Paris (毎月展示替えによるマラソン写真展)

1889年 7月 『パリからの手紙』7月の会 新宿オリンパスギャラリー

1991年 7月 『パリからの手紙2』7月の会 新宿オリンパスギャラリー

2002年 6月 『郊外放浪』ルージュ フォトスペース光陽2 ビエンナーレ

1997年 5月 『ナンシー国際ビエンナーレ映像展 テーマ:街の現状』にて「窓映」が選出

コレクション機関

パリ市歴史図書館   『窓映』『パリの夜』『街頭スナップ』

フランス国立図書館『窓映』『遠行希』『イル・ド・フランス』

ナンシー私立ギャラリー ロベール・ドアノー『窓映』

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